中国の無印良品はパクリのところがホンモノ認定?

Photo by chuttersnap on Unsplash

商品のシンプルさとデザインで人気の「無印良品」。

日本だけでなく海外にも進出している同ブランドですが、中国で同一ブランドのお店が出店し、裁判になる等トラブルに巻き込まれているそうです。

先日テレビでも特集された中国発の商標権トラブル問題。


少し気になったので調べてみました。

無印良品が商標権の裁判でパクった奴に負ける

無印良品がパクリ無印良品に商標権の裁判に負けて賠償金62万元(日本円で約950万円くらい)を払わされることになったというニュースは数日前にキャッチしていたんですが、この判決がいつ出たのかちょっとわからなかったので、記事に書くのをとまどっていたのですが、多分最近なのでしょう。去年の日付の判決文もネットでは見たのですが、今回のは控訴審だったのかな、、。

追記:2018.11.06
裁判はまだ継続中で、実際に払ったわけではない。

ちょっとこの事件のネットの反応をチェック。
まずは、日本から。

日本のネットの反応
・これがリアル中国
・日本は海とロクでもない国に囲まれてる
・すごい逆告訴 アメリカみたいだ
・いや中国最低すぎやろ そして中国を甘く見てた無印側もあれやわ
・まじか・・・あり得んわ
・まさに中国って感じだな・・・
・真似だけならまだしも本家訴えて司法も加担とかチャイナリスクすぎるな
・ダイソーのパクリのアレ(ミニソウのことと思われる)もかなりの数あるな
・向こうの土壌で裁判所したらそらそうよ
・でもニトリとかも無印の製品パクッてるよね

次に中国のweiboのを訳してみたので。
参考にどうぞ。

中国のネットの反応
・だったら略称 mj でいいんじゃね。
・もうかるかもしれんが、リスペクトはできんな。
・しっかり見て、間違って買わないようにしないとな。
・裁判所の判決なので問題なし
・どうりで、あそこで簡体字の無印良品を見たわけだ。
・タオバオで見たことあるな
・どういうこと?ビックリ!私が前に買ったのはニセモノってこと?
・今後は木鶏(mùjī)って呼べばいいのかw
・MUJIのって今年少し安くなったよね。服はやっぱりイイし、ユニクロより安くて着やすいよ
・キツイな。商標登録の重要性だな
・悲しい。法律さえも間違ってる。

やっぱり、と言うか中国の人は知らずに買ってる人もいるみたいです。
中国の人も日本側に同情的な感想が多かったです。

日本の無印良品の登録状況

中国に行く前に、先ず日本で良品計画が無印良品の商標でどのような区分について商標登録をしているのかチェックします。

ちなみに、無印良品の会社名は株式会社良品計画なんですが、コレも個人的にちょとねぇ、と思うところです。

ブランド会社名は同じにしてた方がいいと思うんですよね。創業時なんかは仕方がないとしても良品計画と無印良品だとどっちが有名かっていったら無印良品ですもんねぇ。松下電器もパナソニックになりましたし、スタートトゥデイもZOZOになったでしょ。

特許情報プラットフォームで「無印良品」を検索すると87件ヒットしました。
日本だとさすがに出願人・権利者として出てくるのは株式会社良品計画だけです。

良品計画の無印良品の登録商標の一部

取得している区分は、、、たくさんありますね。
今回ニュースとなったタオル等が入ってる区分、24類も当然取得しています。

同じ商標で結構にバラバラに取っている感じで、存続期間が切れる時に整理もしてないようなので、中国でちゃんと区分を指定して取れなかったのもわからないでもない感じがする。

パクリ無印商品の会社の中国の無印商標は?

次に、中国のパクリ無印商品の会社の商標リストを見ていきます。
ニュースによるとパクってる会社は、「北京棉田纺织品有限公司」というらしいので、商標名「無印良品」とあわせて商標検索していきます。

少し前は中国の漢字である簡体字で、「无印良品」とかって入力しないと検索しなかったような記憶もあるんですが、今は日本の漢字でもヒットするので検索がやりやすくなりましたね。

で、検索結果はこんな感じです。
画像を見やすく貼る関係で、PDFに印刷してからキャプチャとかしてます(上の日本のも)。

2000年4月6日の申請日(出願日)が最古ですかね。
この登録を見てみると、異議だったり無効審判だったりされまくってるのがわかりました。
日本の無印良品もいろいろ対策を立てていたのがわかります。

一回登録になった後、5年経過しているのに今現在も無効審判中なのは、よほど公益的な理由から審判になっているのでしょうか?

参考に日本の無印良品もチェックすると、、

単純には比較できないんですが、
日本より多くの商標(150件)がヒットしました。

中国は多区分出願が出来るようになったのが最近な印象もありますが、それにしてもたくさん商標登録出願・登録を管理しています。

今回ニュースになった24類の出願もあります。

良品計画の無印良品の商標出願・登録の一部

確認できる最古のものは1999年11月17日に出願のものですね。

良品計画の無印良品の商標出願・登録の一部 その2

問題点とまとめ

今回の問題点は、中国の審査側で「無印良品」やら「无印良品」が弾かれなかったことと日本側の無印良品の商標登録管理の非積極性さが起こした問題と思います。

悪いのは中国側です。
1990年代半ばから「無印良品」っていうユニットがアジアで活躍していたと記憶していますが、アレも由来は日本のでしょうし、中国でも無印良品は知られていたと思うんですよねぇ。

でも、日本側の区分・指定商品の押さえ方もマズい。
ネテロ会長に言わせると「そりゃ悪手じゃろ」です。

今回の記事は以上となります。
読んで頂きありがとうございました。

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