くまモンも中国商標トラブルとたたかってるもん!?

Photo by chuttersnap on Unsplash

大分のマスコットキャラクターとして大人気の「くまモン」。
2010年の登場以来、ゆるキャラの代表として熊本県の代表として熊本県に係るさまざまなプロモーションで大活躍しています。

日本国内だけでなく、時には海外にも行って熊本をアピールしているくまモン。

くまモン 2018 Part1 オーストラリア メルボルンでつながルン!?

しかし、そのつぶらな瞳ややんちゃな行動の裏には、中国における商標トラブルの心配をかかえていそうです。

<おさらい>日本でのくまモン関連登録商標

熊本県の許可がある場合は、日本国内での使用・流通においてロゴとキャラクターを無料で利用することができるくまモン。

この画期的なIP管理がうけて、キャラクターグッズなどであらゆるジャンルにおいてくまモンを見かけますが、先ずは日本の特許庁に登録されている「くまモン」関連の登録商標を見ていきましょう。

くまモン関連の商標としては2つの種類が確認できます。
一つはネーミングを保護している文字商標としての「くまモン」や「KUMAMON」。

あと一つはイラストデザインを保護している図形商標としてのくまモンです。

これらのくまモンの出願人・権利者は熊本県です。
2010年の登場の段階では16類の商品(文房具類など)を指定してスタートした「くまモン」商標展開ですが、次の段階の2012年の出願では、3~33類の商品商標と、35類から45類のいくつか指定していない商品・役務区分はあるものの、たくさんの商品・サービスをカバーしているようです。

「くまモン」の中国語は?

日本ではひらがなとカタカナで表されるくまモン。
この表記はキャラクター界?のレジェエンド「ドラえもん」を想起させます。
ひらがなばっかりやカタカナばっかりより、ミックスされてる方がなんかいいですよね。

中国語では酷MA萌と表記するのが公式とのことです。
中国語のくまモン公式フェイスブックが「酷MA萌的熊本日記」として発信しています。
https://www.facebook.com/kumamotodiary.ch

これらの字が当てられたのは、酷が「kù」、萌が「méng」と中国語で読み、それぞれ「クール(cool=かっこいい)」「萌え(かわいい)」から、と言われています。

しかし、中国では、「熊本熊」としても知られており、中国の有名な検索サイト「百度」で調べたところ「酷MA萌」で検索したところ229,000件のヒットに対し、「熊本熊」での検索ヒット数は9,480,000件となり、「熊本熊」の方が中国で知られていることがわかります。

中国のくまモン商標登録状況は?

次に、中国の「くまモン」の商標出願・登録を見ていきます。
先ずは、正式中国語名称の「酷MA萌」から。

で、検索結果はこんな感じです。
画像を見やすく貼る関係で、PDFに印刷してからキャプチャとかしてます。

多くは熊本県のものなんですが、あいだに中国企業の出願が入ってますね。
拒絶されているのもあるのですが、登録されているのもあります。

なんで、中国の審査官も登録するかな~。
拒絶条文に該当しないのかなぁ?

次に中国でよく使われている「熊本熊」。

正式中国名称の「酷MA萌」が44件のヒットに対し、「熊本熊」は95件ヒットしました。
やはり、中国で「くまモン」は「熊本熊」の方がポピュラーみたいです。

熊本県も出願はしているのですが、愛称・通称ということで最近になって出願したようです。
熊本県の出願日が2018年9月21日となっています。
その日に、第2類から第45類にわたって広範囲に出願していることがわかります。
単純に区分数のみで比較すると日本より中国語の方が広いですね。

「熊本熊」の最も古い出願は2014年2月28日に中国の個人の人が行ってまして現在の状態は異議申立て中になっています。
その後の他の中国の出願も拒絶や取消しになっているようなので、多分、このまま経過すれば熊本県の「熊本熊」が登録されることになるんじゃないでしょうか。

ちょっとひと安心って感じですね。

まとめ

やはり少なからず「くまモン」の商標は中国において問題になっているようです。

中国の方のパクり出願を辞めさせるためには、「無印良品」の時のように国内メディアで取り上げてもらって「日本で中国の方のモラルが問題になってるぞ」ということを繰り返しニュースにするしかないのではないでしょうか?

続けることで中国の人もパクリ出願をする人が減っていってくればいいですね。

今回の記事は以上となります。
読んで頂きありがとうございました。

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